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ローグウェーブソフトウェアのブログ

開発をシンプルに 安全で高品質のコードを 素早くお客様のもとへ

OSSアーキテクトの横顔 - CodeBuzzから

OpenLogic 記事紹介

ローグウェーブの本社ブログ CodeBuzzでは数回にわたってローグウェーブのOpenLogicサービスで OSSサポートに勤しむOSSアーキテクトたちを一人ひとり紹介してきました。

私たちが定義するOSSアーキテクトとは、多数のオープンソース製品(OSS)に対して豊かな経験と深く幅広い知識を持ち、親身にお客様の問題解決に取り組むエンジニアを指します。もしかしたら気難しい開発者を想像するかもしれませんが、実際に話してみるとOSSに対する信頼と愛情にあふれ、エネルギッシュでさかんにジョークを飛ばす明るい連中です。OSSテクニカルサポートサービスでは案件ごとに必ず1人の担当者が最後まで責任を持って対応するため、もしかしたらここで紹介されている誰かのサポートを受けた方もいらっしゃるかもしれません。

Meet the OSS experts - OSSアーキテクトに会いたい

Justin

Justinはプロフェッショナルサービスのシニアディレクターとしてチームを率いています。ジョージア工科大学でコンピュータサイエンス等を学んだ後、EarthLink社のミドルウェアチームで高価な商用製品をActiveMQやCamelに置き換えました。ここでの大きな成功が現在の彼の出発点だったようです。以来18年の経験を積み、ActiveMQCamelを始めとしてCentOSJavaApache Web Server (httpd)Postgresといった製品を得意とし、さらにアーキテクチャチームなどのテクニカルリーダーとしても活躍しています。

OSSコミュニティとの関わりは、ローグウェーブの顧客対応で上がってきたバグのレポートを出したり掲示板で質問に答えるなどの一般的な活動はもちろんですが、やはりローグウェーブの顧客がきちんとOSSを使ったそれぞれのプロジェクトを遂行できるようにサポートしているのが一番の貢献と言えそうです。

興味深いエピソードとして、ActiveMQを使ったシステムを大西洋の真ん中にあるアゾレス諸島に設置するコンサルティングを行った時のことを回想しています。人口ゼロでインターネット接続もない環境でどのようにメンテナンスしていくのか考えているうちに、いかに普段我々が「簡単にシステムにアクセスできること」を前提にシステムを作っていくかに思い至り、また宇宙空間に打ち上げるときのことに思いをめぐらせています。OSSの最新情報は Ars Technica、コミュニティの掲示板やドキュメンテーションSlashdotLXerWIREDGoogleアラートから得ています。

彼はすばらしい能力をもったチームを率いて顧客のOSS利用をサポートしていくことに誇りを感じている、と述べています。以前彼と会話した時、「大好きなオープンソースを推進することを仕事にできて最高だ」述べていたのが印象に残っています。記事にあるパックマンのタトゥーは、まだ見せてもらったことがありません。

彼のこれまでのブログ投稿は こちらからご覧ください。日本語化されている記事もあります。

blog.roguewave.jp

blog.roguewave.jp

Andrew C.

OpenLogicチームには下に紹介しているように他にもAndrewというメンバーがいるため、区別するためにしばしばAndrew C.という呼ばれ方をします。イーストテネシー州立大学情報科学を学んだ後、IT業界で20年、特にソフトウェア開発に10年従事しています。アーキテクト、サポートスタッフとして主にApache TomcatActiveMQJavaApache Web Server (httpd)を担当しています。

顧客向けのコンサルティングやトレーニングも行っており、そこでのやりとりでいつも発見があるそうです。彼も「以前は空き時間に行っていたことを、今ではお金をもらって仕事として行っている」ことに満足しています。現在Apache Tomcat 9 に関する本を書いている最中ということです。OSSの情報源はコミュニティのメーリングリストSourceforgeGithubRedditを始めとしたウェブサイトです。彼の投稿はこちらをご覧ください。

Bill Crowell

アーキテクトのBillはコンピュータサイエンスを学びJava 1.2のdeveloper認証資格を持っています。アプリケーション開発者、アーキテクト、インフラのサポートなどで21年の経験があります。15歳でアマチュア無線の免許を取得したそうです。

JavaJava EEアプリケーションサーバTomcatActiveMQなどのミドルウェアを中心に、JBoss/Wildflyなどを専門にしています。OSSプロジェクトの中央認証サービス (CAS: Central Authentication Service) やGroovyフレームワークGrettyのコントリビューターです。OpenSourceForU.comNetworkWorldInfoQを主な情報源としています。

彼によるとOSSのコードはプロプライエタリより品質管理がすぐれているそうで、IBMをその例に挙げています(何があったのでしょうか?)。毎日新しいことが起こる仕事にやりがいを感じているとのことです。WebinarのTop issues in the top enterprise packagesはVinceとBillによるものです。

Vince

Vinceには豊富な経歴があります。海軍、起業家、システムインテグレーターシステムエンジニア(Unix/Windows)、ネットワークエンジニア、セールスエンジニア、ネットワーク管理者、データセンター管理者/責任者、エンタープライズアーキテクト。こうした25年の経歴の中でDevOpsやOS、データベース、ネットワーク、アプリケーションに関する幅広い知識を得てきました。得意なOSSApacheMySQLPostgreSQLで、TwitterOpensource.orgSourceforge.netメーリングリスト、コミュニティのサイトなどを情報源としています。

興味深い体験として、ある有名な教育機関が暗号化されたデータを失ったとの知らせを受け、Vinceが駆けつけてサーバを10分ほど眺め、元のデータの上に別のファイルシステムをマウントしてしまっていたことを発見しました。顧客はこのデータを1週間探していたそうです。

Vinceも現在の仕事を楽しみ、それまで見たことのない新しい問題を日々解決することにやりがいを感じています。余暇には模型飛行機を飛ばしているそうです。

Joe

JoeはまずCompuServeとGateway 2000 computersでの電話口の技術サポートとして1996年にキャリアを開始し、その後20年かけてネットワーク管理やシステムアドミニストレータ、とりわけエンタープライズ系のJ2EEソリューションなど様々な技術に携わってきました。

得意分野はJBossTomcatApacheで、ローグウェーブでのサポート業務で発見した様々な問題の再現や解決方法をコミュニティにフィードバックしています。情報源はシンプルにgoogle。ここからあらゆる情報にアクセスします。

先日、Windows上で稼働するApacheがsegmentation faultを吐いた時、Joeは必要なデバッグ情報を出力させるためにApacheを再コンパイルしました。このやり方はLinuxUnixでは日々行っていることですがWindowsでは他のOSSも含め初めての体験だったためいささか緊張したようです。問題はLDAPのキャシュが不正だったことで生じたはずなのですが、不思議な事にその顧客はLDAPを使用していませんでした。しかしデバッグ作業を進めるにつれ、Windows版のApacheにバグがあることがわかり、コミュニティにフィードバックすることができました。これはコミュニティ、顧客、そしてOpenLogicチームの1つの成功例となりました。この例のように未知の体験があり常に学び続けることができるのがやはりこの仕事の魅力であるようです。

Joeは2015年10月に全米パラシュート協会(USPA)Nationals Championships大会のスピード部門で2位を獲得し、2016年9月の世界大会にUSPAのチームの一員として出場するそうです。 全米大会の動画の5:38付近でJoeがインタビューに答えています。

Tendai

Tendaiは25年以上C、C++Javaを使ってソフトウェアの設計や開発を行ってきました。金融や自動車業界、ヘルスケアなどの業界でミッションクリティカルなシステムを手がけ、リードデベロッパーとして活躍してきました。デールカーネギーコースを卒業し、Sunの認証Java Developer、そしてCertified Scrum Master(CSM)でもあります。

得意分野はエンタープライズ向けミドルウェアで、WildFly/JBossの仕事に携わることが多いです。他のメンバーと同様、Tendaiも顧客サポートの過程でOSSのバグを発見し、解決方法をコミュニティにフィードバックするといった形で貢献する機会が多いようです。情報源として DZone のようなウェブマガジンを読むことが多く、チームの他のメンバーと情報を共有したり、使用頻度の高いOSSの最新情報をまとめたりもしています。Tendaiの最近の投稿はこちらです。

Andrew P.

こちらのAndrewはトーマス・ジェファソン高校ソフトウェア工学を学び、CompTIA A+認定を受けています。ピアソン社で運用保守(NOC)の仕事も続けています。LinuxApache HTTPOpenSSL、ネットワークを中心とする4年間の経験は、セキュリティや脆弱性に関する彼の過去のブログ記事にも表れています。地元コロラド州デンバーのパーティやバーでDJを勤めている、というのは実際意外でした。

様々なブログ記事やセキュリティ研究者、組織からの情報を得ており、毎年ラスヴェガスで行われるセキュリティとハッキングの集会であるDEF CON (デフコン)にも参加しています。OSSの豊富な知識と経験を持つすぐれた専門家達と共に仕事をし、成長できることに喜びを感じています。

Mike

MikeはシニアソフトウェアエンジニアとしてOpenLogicのサポート業務を担当しています。SUNY(ニューヨーク州立大学)プラッツバーグ校とレンセラー工科大学コンピュータサイエンスを学び、30年以上にわたってオープンソースからHPC、EDAファクトリーオートメーションなどを経験してきました。C/C++STLアジャイルCentOSなども得意としています。

Richardが書いたCentOSのバグフィックスに関するブログ記事(英語)彼自身のポスト(英語)にあるようにOpenLogicのCentOS業務でのバグフィックス等を通じてコミュニティに貢献してきました。CentOSメーリングリストやニュース記事、オンラインマガジンなどで情報を収集しています。新しい知識を得て問題を把握し、解決策を提供することにやりがいを感じています。余暇にはボートやカヤック、カヌーなどを楽しむ一面もあります。

編集後記

いかがでしょうか、少しローグウェーブのOSS専門家が身近に感じられるようになれば幸いです。

ローグウェーブ セールスエンジニア 柄澤(からさわ)